松村上久郎のブログ

ブログです。

大学と同人活動、バンドデシネについて

例えば大学だと、面白い研究室で優秀な学生にガンガン投資して、

育ったらどっか面白い研究所に輩出するっていうかんじで、

「投資して、どっか出す」っていうパイプがある(ところにはある)わけで。

それこそは教育機関なんやけど。

 

わいがちゃんとバンドデシネ作家を自分の手で有意に増やしていきたいって思ったときに、現時点では足りないものがあるわけや。

とりいそぎ2つ。

 

1.ちゃんと「ひとり」育成する力

2.BDを描かせた上でどっかに輩出する「パイプ」(送り出す先)

3.資本(規模)

 

3つじゃん!3つじゃん!!!!!

いいよ。

 

1についてはそのままわいの育成力で。

ちゃんと人を育てようと思うならそれはつまり

「添削をする」ということです。

わいはいままではそれは気が進まないし余計なお世話と思っていたから避けていたけど。

例えば本当にだれかひとを育てるつもりでBD合同誌をする場合、

それは添削、というか「編集として口出しをする」という面が必要になるです。

「口出ししないでとにかくやらせる」方針を今はやってるけど、

それがどのくらい「育てる」という文脈になっているのかは疑問は残るわけです。

ただまあ、単純にわいがそう口やかましくするキャラじゃないからついてきているひともおるはずなので、スタイルと相談しつつ考えるべきことのように思う。

 

あと単純にわいがバンドデシネの描き方」的な書籍をまだ用意できていないので、どうしたらいいかいまいちわからないという層がかなりいる気がする。

わいのそんなものなんて待たないで勝手に描きたいもの描いてくれ!とは思うものの、

たたき台があったほうが何かと楽なのはそのとおりなので、これは今のBD(とキャラブック)が終わったらなるはやで作りたいところ。

結局は技法書とか動画とか配信っていう遠隔操作的な教育方法を採用していく割合のほうが運とこさ多くなりそうだわあなた。

 

で、2。これ。

いまのところ、わいの後ろをついてきても「じゃあこの仕事紹介してあげる」という動きはわいにはできないわけです。

動画あげてるんで、勝手に学んで、勝手にBDつくって勝手に活動したら?という態度で。

わいのやり方を教えることはできるけど、そこから保証する何かがあるわけではないです。

ただ、今思いつくもので比較的なんとかギリギリのギリギリで現実味があるのは、たとえばわいが自分で本当に継続的に雑誌を作ると覚悟するか、あるいは出版社を作って、「うちで連載してくれ!」ってことで定期的に原稿料を払うって形。

これが成立するなら、ちゃんと誰かを守りながら育てるって状態になってるといえそう。(IQ2tでこれをガチ小規模だがやってみた)。

 

そこで、3。

現在のところ、とりあえず数ページのBD描いてみる?って原稿料出して誘ってみるくらいのかんじ。気の向いた数人に。

でもそれも、今のところ1年に一回未満で、それも市民税かなにか払ったらおわりな金額。今はまだそれが限界。

というか個人的には、バンドデシネ個人勢が増えてくれることが目標なわけであって。

誰か優秀な人を召し抱えておきたいってわけではない。というかそんなのは面倒くさい。自分でできるひとは自分で羽ばたいたほうが楽しいのだから引き止める必要もない。(でもなんか描いてくれるならほんとまぢでうれしいな.......)

でもわいみたいにフルタイムでBDやってます的な立場のひと自体が少ない気もするので、「年数ページなら描けそう」という逸材的な人も巻き込めたら理想といえば理想、だけどむずいなーそれ。ねらってできねえだす。

 

まあそんなわけで、

「ひとをそだてる」的なことをかんがえたときでも、現状ではやっぱり同人誌的活動規模を出ないわけだけど、

考えようによっては別に「同人規模」で構わないから、教育機関的役割が多様な形で果たされればよいのであって。

ど派手な原稿料はだせないけどちゃんとマメに刊行するとかそういうことでいいんじゃねってまあ思っているわけです。

 

いいかんじになりたい。

おれの「BD描いてる」ってことがおれ一人で止まって終わらないようになにかいいかんじで工夫したい。

そんでみんなで焼肉食べたい。おれを囲んでほC。

朝4時に書いてるから記事として成立してないですよ。

 

寝る。