どうも、まちゅむらです。
2年ほど前に購入した自分のゲーミングPC(訳53万円をSEVENでBTO)。
PCの箱のふたを開けるのも怖い!というレベルだったのでファンの掃除などをほったらかしにしていましたが、
ついにCPUクーラーが壊れてしまった感じなので、思い切ってクーラーを自分で付け替えてみたよ!
っていう記事です。自身の備忘録を兼ねている(というかそっちが本命)なので、ざっとメモ的に書いていきます。
暇なときとか、たまたま似たようなケースやファンを考えている人に読んでもらえるとよい。
www.youtube.com(2020) 空冷にする - YouTube
(雑だが配信しながらやったのでこちらをみると様子がよりわかるです。)
・PCスペックとか
いちおう参考のため必要そうな前提スペックとかを書いておくです。
CPUクーラー:【水冷 ROG STRIX LC 360 RGB】→【空冷 noctua NH-D15】←やるのはこれ
PCケース:【NZXT H710】
マザーボード:【ASUS ROG MAXIMUS XII EXTREME】
↑今回導入してみるのはこちら。
下手な簡易水冷で面倒な思いをするくらいならハイエンド空冷でドンやで!というテンションで、リスナー(水銀氏)にすすめられたものをほいほい搭載することにした。
キラキラ光ってかっこいい!という軽い気持ちで簡易水冷を選んだ当時の自分を小一時間ほど問い詰めたい気持ちを抑えて次へ進む。
まあ今回は単純に故障だからいいんだけどさ。
・症状
ここ数週間で「CPU temperature error!」が頻発...というほどでもないがあきらかに目立つようになった。temperature=温度。CPUが熱くなりすぎているのでやばいです、という意味だそうです。そんで同時期にPCが前触れなく固まったり、PC起動時にBIOS画面からはじまり「エラーやで~」って言われたりすることも増えた。
マザーボードの液晶画面でCPU温度を見れる(画像↑)のだが、やはり表示温度がやばい。どうみてもやばい。肉が焼ける。一切燃えて灰塵となされてまう。(?)
クーラーのホコリを掃除しても全く改善がみられなかったので、一念発起して今回の換装に至る、わけでありました。ではれっつらごー。
・手順
1.PCカバーのガラス、裏面、天井をとる
2.水冷をはずす
3.空冷をつける
大まかな手順は書いてみればこんな感じであっけない。しかし調べながらそろりそろりとやったので3時間ほどかかったでした。
逆に言えば、ファン交換どころかPC内部のホコリ掃除すらろくにしたことがないレベルの人間でもyoutubeなどで先駆者の動画を見ながらゆっくりやれば3時間でCPUファンの交換ができるのだ。ありがとう先駆者。そしてこの記事を読んでいるあなたにもきっとできるだろう。広大なネットの海に胸の内で敬礼を送りながら文を進めることにする。
1.PCカバーのガラス、裏面、天井をとる
カバーをとるのにシックハックしている様子はわいのこっちの配信のほうが詳しい。
・前面のガラス→PC背面右上のねじをまわしてとればパカッと開くです。
・裏面→おなじく背面左上のボタンをぽちっとおすと、こちらもパカっと開くです。
・天井→いちおう適当に指をひっかけてオラっとやれば開く。(のですが、指でやると爪が割れそうだったので細めのドライバーとかでひっかけてそろっとあけました。結構力がいるので怖いが、2回目以降はかなり慣れて楽。勇気をもって開けよう。)
2.水冷をはずす
正直に申し上げて、買ってきた空冷を取り付けるよりも既存の水冷をはずすほうが4,5倍くらいだるかった!これはとても重大な事実であった。
いままで使っていた水冷は、コードが多い。外しにくい。重い。七色に光っているときはそれでも多少愛嬌もあったろうが、冷却機能に故障があるから現状七色に光るだけのゴミだ。というかそもそもこのケースでは天板でフタをされてしまうのでせっかくのぴかぴかもこちらにはまるで届かない!軽い気持ちで水冷を選んだ2年前の自分を小一時間(ry
一方でどうだ空冷は。余計にピカピカ光る機能などがないおかげもあり、空冷のほうがコードが少なくたった1本のコードを「cpu fan」なる場所にぶっ刺すだけでよかったのだ。(後述)
まあ世の中にはぴかぴか光る空冷もあるのだろうが、配線と手入れが面倒になるのであればピカピカ光る必要はない。これは私にとって非常に重要な学びであった。
(と、ここまで書いているが冷静に考えるといかれているのはあくまでラジエーター部分なのであってファンの部分には全く罪がなく問題なく使えるはずである。換装に成功したからといって浮かれて雑な話し方をしてはいけない(戒め))
閑話休題。ファンの換装をするにあたって「配線を考えないといけないのかな。。」と鼻白んでいたわたしだったが、結論から言えば全く心配する必要はなかった。
とりあえず邪魔な水冷だけ撤去してしまえばほとんど配線の「は」の字もないような有様であった。とりあえず安心して水冷を撤去する。
どのコードをはずしてよくて、どのコードをはずしてはいけないのかブルブル震えながら恐る恐る撤去している。BTO業者が「絶対にはずさせねえぞ....」と念をこめた(かどうかは知らないがそのくらい堅かった!)結束バンドで固定されたケーブルをハサミで解放していく。
別にこの時点で「残しておかなきゃいけないケーブル」なんてものは存在しなかった。水冷クーラーからにょろんとでているものはすべて取っ払ってよしなのだ。あとはほかの無関係なケーブルと絡まらないようにだけ気を付けながら、慎重にケーブル用の穴を通したりしてファンをはずす。ただそれだけなのだ。
前面側。なんかごちゃっとしていて軽くまたビビったが、おちついてマザーボードから各種ケーブルを外す。とはいっても、ひっこぬくのは中央に見える2本のみだった。ごちゃごちゃしていると思っても落ち着いてやればそんなもんである。
無事取れました。2年間冷やしてくれてありがとう。
ろくにメンテナンスしてやれなくてごめんね。
3.空冷クーラーを取り付ける
で。ここからやっとこさ空冷を取り付ける。やれやれ。
ちなみにLGA1200。
「このCPUクーラー、わいの持ってるマザボにつくんか」と不安だったが、ちゃんとメーカーのHPからマザボとの互換性を確認できるページを見れた。↓↓↓
Good job、Noctua。
わいのマザボは【ASUS ROG MAXIMUS XII EXTREME】なので、互換性ばっちり。
ここから先の、実際の装着は「ともやシ」さんの動画を見ながらやったのでそっちを見てくれたほうが間違いがないです。↓
もともとPCケース自体がでかいので装着には余裕があった感じ。
グラボがもっとマザボ下ぎりぎりに設置されていたらちょっと大変だったと思うが、幸い余裕があったので無事装着完了。
いちおうわいのマザボのマニュアルを貼っておく。みんなもマザボの何がどの端子のどこなのかわからなくなったらマニュアルをさがそう(なぜかマニュアルを開いておいて↑画像を探せなかった私の検索能力たるやっ)
・完成
そんなこんなで無事に回った!!!!!!!!!換装完了である。
気になるCPU温度はというと。
無事に冷却機能が確認された!重めのマイクラとOBSを同時に起動してもとりあえずの問題はなさそうである。
これでとりあえずOBSでのお絵描き手元収録中に突然PCが固まる憂き目に、しばらくは合わなくて済みそうである。お絵描き冬合宿2022も無事迎えられそうでよかった。
ただ2つ誤算があるとすると、
・マザボ液晶がめちゃでかファンによって見えなくなった(限りなく見えにくくなった)→温度確認をアプリなどで行う必要がある
・うっかり水冷クーラーと一緒に付属のファンまで取り除いてしまっているので再度蓋を開いて付け直す必要がでてきた
などである。まあここまでできたので、2つめについてはおちついて蓋を開いてCHA_FANにケーブルをさせばよいだけだと思うのでうんと気が楽である。
・おわりに
自作PCの経験とかも全くないがCPUファンの水冷→空冷換装を無事にできたよっていう記事でした。
念を押すが、とくに水冷vs空冷の宗教戦争に加担するつもりはなく、個人的には手入れや配線のわかりやすさを考えると、空冷のほうがやっぱ楽なんじゃねえかなっていう気分で現在はいる、という個人的な感想に言及するに留めたい。つい先週まで水冷と空冷の区別もつかない無知蒙昧な三十路生活者のたわごととして読み流していただければ幸いである。
では、また。
追記
なんかMSI なんとかの温度計で見ると90度とか言ってるけど、ちゃんとマザボの液晶画面を頑張って除くと78度とかいってる。。。。。。なんだというのだ。。。。。。。。。。。。MSIなんとかがガバガバなん。。。。