ホロライブやにじさんじなど2D系のVtuberの隆盛に比べると、
Vtuberブームの火付け役を演じたはずの3D系Vtuberはかなり失速したようにみえる、
というのがなんとなくtwitterを見て聞こえてくる会話の雰囲気です。見た範囲ですけど。
3Dコンテンツを運用することの難しさや技術的な参入のしにくさがある一方で、
2Dコンテンツの気軽さや比較的な導入しやすさ、つまり、2Dであるがゆえの、
ある種の(やる側と見る側双方にとっての)とっつきやすさが一連の情勢を演出したと個人的にも思うわけです。
3Dというのは、ある意味で情報が多すぎるのかもしれない。
かくいう私は2Dアバターでちょりちょり遊んでいる転生系(だそうです)Vtuberに当たるのですが、やっぱり2Dは気楽です。
私はそんなにややこしいつくりをしていないので、ちょっと思いつきで仮装して配信に登場するのはささっとできる訳です。
そういうフットワークの軽さも2Dにはある。人によるんだろうけど。
一方で、VRChatでバーチャル個展をやろうとしたりしたんですけど。これはなんかすんなりいかないんですね。3Dであるというそれだけで5段階くらい億劫になっていたりはするんです。なんだかんだと他の仕事をしたりして、後回しにしている節がある。
すっごい楽しそうなんだけど、当然手間もかかるし、ちょっと他人を巻き込みにくいという。
で、思ったのは、
3Dではなくて2Dワールドを投稿して共有して、そこでコミュニケーションできるWebサービスがあったらそっちで破茶滅茶遊べるのになぁ、
ということなのです。
実際、適当に書いた落書きみたいなワールドで適当に交流できたら楽しいと思うし、テキスト打って交流する場合、その雰囲気にすごく合うというか。
(私はvrchatのマイクでの交流がやっぱり得意ではないし...電話が苦手なのの延長)
3Dワールドでのコミュニケーションサービスは既にあるんだけど、3Dであるがゆえのとっつきにくさっていうのが結局オロオロとついてくる感じはあるんですね。
そこで、個人的に予想するのは、3年、5年、10年後は、3Dアバターよりはどっちかというと2Dアバターに扮しての交流が活発になってるんでないかなという。
記事冒頭で書いた、3D↓、2D↑っていう一連の流れ。もしかしたらこれは今回だけの流れじゃなくて、繰り返す可能性だってある訳です。
そうなると、これから2Dワールドの投稿共有サービスがどっかのタイミングで出てきて、そっちがえらく盛り上がる。そういうことはあり得る。
そんな未来予想をしながら画集の作業をしていました。個人的には、まあ、満遍なく遊べたら楽しそうだなあ、という雰囲気。息切れしない程度に....
では、また。
2020.11.5追記
しかしながら、3Dやるならちゃんと、バシッとやりたい。そういう気持ちもある
来年2月のコミティアは一応飛行機だけ予約しているのだが、
これをキャンセルして、来年1年を本格的に「巣ごもり」にあてて、
じっくりと「王国」を築くための1年としてもよいと割と本気で思っている。
さてさて。。。